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2022年10月27日
魂の演説
野田元総理の安倍晋三元総理への追悼演説が、衆議院で行われた。
正に、魂の演説でした。菅(すが)さんの国葬での弔辞と言い、今回の野田さんの追悼演説と言い、さすが国会議員(元総理大臣)という演説でした。どちらも涙を禁じえない素晴らしい演説でした。
野田さんの言う、「言葉にしかできない」という意味がよくわかります。ゆっくりと話す「間」と言葉の「抑揚」、下品な国会議員にはできない素晴らしいスピーチでした。鳩山や菅直人でなくてよかった。野田さんは、本当に能力のある総理大臣だったんですね。だから、あえて解散総選挙をして、自民党政権を作った?のでしょうか。今となってはわかりませんが、」20年後くらいにはわかるかもしれません。野田さんは、立憲民主党を辞めて自民党に入るべきではないですか?
私はあなたという人間が好きになりました。本当に何度涙したかわかりません。
言葉の選び方も一流です。歴史に残る名演説だったと思います。安倍さんも喜んでいるのではないでしょうか?野田さん、ありがとうございました -
2022年09月28日
弔辞の後の拍手
前回に続いて国葬の話になります。
昨日、安倍元総理の国葬が執り行われました。
一般の方の献花の列はどこまでも長く続きました。
式典では友人代表として、菅前総理が弔辞を述べました。
思いのこもった素晴らしい弔辞で、昔を思い出しながら、時には言葉を詰まらせながらゆっくりとお話になりました。
私も聞いていて涙が溢れてきました。
印象的だったのは、弔辞の後に会場から拍手が起こったこと。今まで何度も告別式に参列しましたが、弔辞の後に拍手が起こるというのは経験がありませんでした。会場が一つになっていた証拠です。会場の外で「国葬反対!」とデモを行っていた人たちとは対照的な光景でありました。亡くなった方の葬儀の最中にやることなのでしょうか。
私は偉大な政治家安倍晋三を尊敬しています。
どうぞ安らかにお休みください 合掌 -
2022年09月13日
エリザベス女王が亡くなられました。
私が生まれる前からのイギリス国王であり、存在が当たり前のようになっていましたが、突然の訃報でした。イギリス国民も私たちよりは相当重く受け止めていることでしょうが、常に当たり前のように存在していた象徴がなくなった喪失感は相当なもので、お別れに来た国民の行列が物語っています。
そんなエリザベス女王が来日したのは1975年だそうです。私の記憶では自分が小学生の時だと思っておりましたが、1975年ということは中学1年生だったということになります。なぜ覚えているかというと、当時戸越でパートで働いていた母が、パレードを見に行って、「すごくきれいだった!」と興奮しながら何度も私に言っていたことをよく覚えているからです。確かに、その時の写真は若くて、品があって、当時の日本人から見たら別世界の人のように華やかに見えたことでしょう。あれほど興奮していた母は、すっかりボケてしまってそんな話をすることもできません。
今回の葬儀に当たっては、女王本人も打ち合わせに関わっていたそうで、さすが英国と世界に示した葬儀になっていたと思います。
陛下のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 合掌 -
2022年07月28日
安倍元総理死去から立ち直れませんでしたが・・・
「安倍元総理が撃たれた!」という報道を聞いたとき、「まさか!」と思いました。
映像を見ていると、「なんで!」としか思えませんでした。警備がひどかった。
参議院選挙の最中だったので、左翼思想の人の犯行かと思っていました。今、「国葬反対」とデモを行っているグループ。「戦争反対!」と、訳のわからない主張をしている無知なグループの仕業だと思っていました。
犯人が元海上自衛官だったという報道が早すぎたのも腑に落ちませんでしたが、ここにきて、まさかの統一教会!
こんなことで、安倍さんが命を落とすとは・・・あの無防備な演説会場となった駅頭・・・
なかなか受け入れられなかった私でした。
実は、安倍再登板を密かに願っておりました。それだけに、喪失感が大きかったです。
でもこれからは、仕事に邁進します。吹っ切れました。
安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。安倍元総理、ありがとうございました。合掌 -
2022年07月05日
還暦
今月2日で60歳(還暦)になりました。
まさか自分が還暦?と思っておりましたが、なってみれば、当たり前の誕生日を迎えたわけです。
赤いちゃんちゃんこは、白髪と白髭(まるでサンタクロース)が似合う装束なので、80歳の時に生きていたら着たいと思います。(と強がりを言っておきます。画像の二人は60歳に見えますか?)、
私が中学生のころ、宿題で将来についての作文を書いたことがあり、その中で私は55歳で死ぬ予定でした。当時は(45年くらい前)は公務員の定年は55歳か60歳か覚えておりませんが、身近な公務員と言えば学校の先生でした。中学校1年ですから、その辺のことは曖昧ですが、定年のことは頭にあったような気がします。
内容は覚えてませんが、「こんな風に自由に生きて、55歳で惜しまれつつ死んでいく」というような作文だったと思います。当時、先生が何人かの作文をピックアップして、みんなの前で読み上げた記憶があります。なんでピックアップされたのかはわかりませんが、「お前55じゃ早いよ」「カッコつけてんじゃねえよ~」とクラスメートから言われた覚えがあります。
確かに45年くらい前は、70歳と言えば立派なおじいさんのイメージ。80歳と言えば、白髪で杖をついているイメージでした。あの頃の先生は、最高齢でも55歳くらいのはずですが、記憶を紐解いてみると、今思えば70歳くらいに感じる先生もいました。
55歳で死ぬ予定だった私が、60歳を迎えて感じることは、「人生まだ半ば」ということです。「まだ死ねないな?」という感じでしょうか。
でも、これからは「終点」を考え、そこに向かって、自分の経験を伝えていく生き方をしていきたいと思っています。
子供のころに建てた予定はすでにクリアしました。今考える終着点は、明日とは言いませんが5年後くらいをめどにして、そのあとは1年ごとに更新していくような計画をしてみます。
自分が生きてきたことに感謝する。そんな年齢になったのかもしれません。55歳で死ななくて、60歳まで生きてこられて感謝しています。 -
2022年05月31日
芸能人の自殺が残念
最近芸能人の自殺が続いています。「コロナで仕事が減った」「仲間と飲む機会がなくなった」など、理由はいろいろ言われておりますが、そんなことで自殺をするでしょうか?
亡くなった方にとっては、相当な理由なのかもしれません。でも、自殺の直接的な原因には思えません。
先日あるセミナーに参加してきました。薬に関するセミナーです。多くの精神科医の治療方法は、薬によるものだそうです。
最近このようなニュースの後に、「悩んでいる方はこちらに電話してください」「いのちの電話」「総務省 一人で悩まないでください」などとテロップが出て、相談を促しています。相談するのは、相談員などの資格を持った人のようですが、おそらく「専門家に一度相談してみてください」となるのだと思います。そう言われると、自分は精神病だと思っていませんから、精神科は生きづらく、○○メンタルクリニックといったような、比較的訪問しやすいところに行くのだと思います。「最近、夜眠れない」などと言って睡眠薬や、睡眠導入剤といった薬を出してもらうときにも、○○メンタルクリニックに行くのでしょう。でも処方される薬は、向精神薬などの薬であることには変わりありません。多くの向精神薬というのは、「自殺のリスクが高くなります」と説明書に書かれています。でもそのことを患者には説明しません。そんなことを言われたら飲みませんからね。
人間ですから、悩みはだれにもあるでしょう。私にもあります。でも、薬に頼って悩みを解消しようとして、解消した人がどれほどいるのでしょうか?むしろ、自殺することで悩みから逃れるという選択をした人のほうが多いと思います。そうなると、「いのちの電話」に電話することは本当の解決にはならず、むしろ自殺者を増やしてしまうという、全く逆の結果を生んでしまうような気がしてしまいます。
亡くなってしまった方々が、みなさん才能あふれる方々だったということが、本当に残念でなりません。 -
2022年02月24日
ROCって何?
北京オリンピックが終わりました。
日本は過去最多のメダル獲得数だそうで、選手は大変頑張ったと思います。
特にカーリングは、ほとんどの試合を見てしまいました。
しかし、全体としてはドーピング問題で、盛り上がりに欠けるオリンピックだったと思います。
そもそも、ロシアは国ぐるみのドーピングが明らかになり、オリンピックの出場が認められていないはず。それではかわいそうだということで、ROCなるわけのわからない団体として出場させていることがおかしい。ロシアと何が違うのか?いずれにしても、今の状態は執行猶予期間と同じで、執行猶予期間に犯罪を犯せば実刑になるのと同じように、今後何年かは出場資格をはく奪すべきだと思います。
選手にはかわいそうですが、ドーピングをしている選手と同じ土俵で戦わなくてはならないのは、どう見ても不公平である。IOCはこんなことを続けていてはいけません。フェアプレイ、スポーツマンシップはどこへやら・・・
かわいそうで見ていられませんでした。 -
2022年01月08日
スマイル!
あけましておめでとうございます。
今年は寅年ということで、寅年生まれの私は今年60歳の還暦を迎えます。60歳というと、ずっと先のことかと思っていましたが、ついに来たという感じです。引き続きよろしくお願いいたします。
さて、今年も箱根駅伝に警備という形で参加することができました。優勝は青山学院大学でしたが、今年は「パワフル大作戦」という作戦?だったそうです。素晴らしいタイムで優勝したわけですが、私が印象に残ったのは選手が笑顔だったということ。原監督も選手に向かってマイクで「スマイル!スマイル!」というと選手が手を挙げて答えるというシーンが印象的でした。
テレビでのインタビューでは、監督も選手も満面の笑顔でした。その中で印象的だったのは、「どういう練習方法を行ったのですか?」という問いに対して、「簡単です。私たちが経験した昭和の時代の陸上部の真逆をやっただけです。」と答えたことです。私も昭和の野球部を経験しましたが、先日これもまたテレビで見たのですが、イチローが高校の野球部を指導した番組でも同じようなシーンを見ました。
時代はどんどん変わっていくのに、昔ながらの根性論は通用しない。
還暦の寅年は、新しい挑戦の年にしたいと思います。スマイルで!